リファーラル採用とOBネットワークの活用
いま採用シーンにおいて
リファーラルリクルーティングの重要度が増しています。
※
「リファーラルリクルーティング」とは、
社内外の信頼できる人脈を介した、紹介・推薦による採用活動のことです。
「リファーラルリクルーティング」とは? - 『日本の人事部』
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類は友を呼ぶと言うか
僕が新卒で入ったリクルートでも
「リクルート社員のまわりには、リクルートっぽい人が集まる」
と明言し、社内紹介を積極推奨していました。
この感覚は、
自分が会社を創業し仲間集めに奔走してみて
本当に腹落ちします。
LiBらしい人材は
LiB社員の周りにこそ多いと感じますし、
LiB社員が
「一緒に働きたい」と思う人は
大体の場合、社長の僕も働きたい人であることが多いです。
よってLiBでも社員紹介は
かなり説教的に取り組み、功を奏しているのですが、
僕の前職のトレンダーズでは、
社員から新しい人を紹介してもらう、という
従来のリファーラルルートに加えて、
卒業生のネットワークを活用する、という
もう1歩踏み込んだリファーラルルートの活用を始めています。
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恐れ多くも、卒業生ネットワークの代表として
コメントをさせて頂いておりますが、
こうして卒業した古巣と良い関係を築き、
繋がれている事は本当に嬉しい限りです。
最近では、こうしたOB/OGネットワークを活用した
ブーメラン採用(出戻り採用)に
取り組み始める企業も増えてきています。
(先日、サイバーエージェント社の発表も話題になっていましたね)
従来の企業文化では、
他社に転職した者は「辞めたら他人」という扱いが多かったかと思いますが
新しい概念として、
「卒業生」として仲間の一員であることを認め、
相互に協力しあう風潮へと変化がおきつつあると思います。
出戻り社員は、
一度は他社の環境を経験したことで
「隣の芝生は青く見える(実はそれほど青くない)」ことを自覚するため、
復職後の離職率は低いという特長があることや
転職先で新しいスキルなどを習得しているケースも多いので、
結果として、辞めづらく、立ち上がりも早く、活躍しやすいとの事。
こうした、多種多様な採用方法が増える事で、
多くの方が、自分らしい働き方で挑戦する機会が増える事は
個人にとっても、企業にとっても、とても良い事だと思います。
僕もひとりの卒業生として、
古巣のリクルート、そして卒業生代表を務めるトレンダーズに
貢献して参りたいと思います。