2015年における光と陰
明けましておめでとうございます。
昨年お世話になった皆様、
本当にありがとうございました。
2016年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新年1回目のブログ投稿という事で、
2015年の振り返りを記載しようと思います。
2016年の展望については、また別の記事で書きます。
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振り返れば、
2015年はLiBグループにとって
大きな飛躍となった1年でした。
ひと桁だった社員数は30名を超え、
有期スタッフも入れれば50名を超える規模に。
月次業績も、前年比で10倍以上の規模になりました。
LiBz CAREERの会員数も前年同月で約4倍、
気がつけば数百を超えるクライアントとパートナーに恵まれ、
日々、多くのキャリアチェンジが実現しています。
資金面においても
合計で3億を超える資金も調達し、
心強いビジネスパートナーにも恵まれました。
そして、HRアワードで優秀賞を受賞したり
多くのTVやメディアに取材頂く機会も増え、
会社の知名度も飛躍的に向上したと思っています。
また社内の体制整備も一気呵成に実現しました。
会社のビジョン、
行動指針(PRIDE)も定め、
人事評価における職級グレードや、
査定フロー、労務契約などもゼロから構築し、
また全社を挙げて取り組んだ
採用力強化プロジェクトも大きな成果に繋がり、
なんと11月12月の2ヶ月だけでも
有望な仲間(入社予定者)に
13名もの内定→承諾を実現する事ができました。
2015年の正月に、
僕は当時まだ一桁しか居なかったLiB社員を前に
「2015年はLiBにとって第一の成長期となる。
企業の成長期を中から味わえるチャンスは早々ない。
こうやって事業は伸びるのか!
会社はこうやって拡大するのか!と身を持って体験して欲しい。
そしてその経験を自分の宝としてほしい」
と伝えました。
その言葉通り、
まさに2015年はLiBにおいて
プロダクトグロース、業績、内部体制、知名度、ブランディングなど
多方面において、
まさに「メキメキ」と音を立てるように
会社が成長した、第一次成長期であったと思います。
2015年、LiBに関わり、
お力添え頂きました多くの皆様に
改めて、深く御礼申し上げます。
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一方で、悔しかった事や
間一髪でギリギリ危なかった事もありました。
大きな反省としては
①創業メンバー(子会社役員)の離脱
②社内コミュニケーションにおけるプロ意識欠如
③難航した資金調達プロセスと、資本業務提携のシナジー未創出
の3点です。
まず1つ目に、
昨年で一番辛く、苦しかった反省としては
共に創業前からLiBを企画し、
一緒に起業した創業役員の1名が
会社を去る形となりました。
そこに至るまでには
いくつかの理由が複雑に絡み合っているので
説明が難しいのですが、
本質的には、
僕の社長としての力量不足だったと思っています。
彼自身の成長速度と事業の成長速度のバランス、
彼に求める責任の重さと家族事情などのバランス、、など
僕自身が、もっと配慮できた点があったと反省しています。
事業責任者として事業の舵を取ることも、
そして経営者として立ち振る舞い、意思決定する事も
全てが初めて尽くしだった彼に対して、
少なくとも上場まで含めて
会社経営を7年間舵取りをしてきた自分が
同じ目線で同じ役員と言う立場を要望するたけではなく
他に出来た事があったのでは、と。
事業や会社の成長速度と
創業メンバーの成長速度に乖離がでて
ひずみが生まれる事は、
起業においては
「よくある出来事」の典型例だと思いますが、
それが分かっていても回避できなかった事は
やはり自分としては悔しかったです。
最後、家族の不幸も重なり
業務責任と家族責任の狭間で苦しみ、
その結果として会社を去る決断をした彼に対して、
自分は、社長としての非力さを打ち付けられました。
この出来事は、
僕がLiBの社長を続けて行く以上、
一生忘られない、大きな反省となりました。
自分が経営者として常に心がけている事の1つに
「パターンを知り、パターンに嵌らない」
という言葉がありますが、
今回のケースは、パターンを知っていたにも関わらず
回避する事が出来ませんでした。
2016年は、組織と事業が拡大した分、
今まで以上に、おおくの「落とし穴(パターン)」が待ち受けています。
「パターンを知り、パターンに嵌らない」
この言葉を今一度じっくりと噛み締めて、2016年に備えようと思っています。
そして、彼が去った結果、
彼が統括していた事業の進捗にも大きな影響を及ぼし、
メンバー達には、数ヶ月とても苦しい想いをさせてしまいました。
ただ、そんな一番辛い時期にも
一番踏ん張り、頑張り続けてくれたのも
そのメンバーたちでした。
絶望的に悔しかった10月、11月を経て
12月に全員で達成を実現し、
大きな成功体験を得られた事は
去年で1番嬉しかった出来事かもしれません。
そして2つ目の反省は
「社内コミュニケーションにおけるプロ意識欠如」です。
LiBは、色眼鏡抜きにみても非常に社内コンディションがよく
社員同士もとても仲が良く、空気もエネルギーに満ちた環境です。
そして互いが、互いの努力を讃え合い
応援し合い、支え合う文化は、もはやDNAレベルに根付いています。
その一方で、それらの逆作用として、
互いが、お互いをプロとして律しあい、
お互いに厳しい要望をぶつけあったり、
指摘しあったり、という「厳しい会話」が
まだまだ苦手です。
要するに、
組織の精神年齢がまだ幼い状態であり、
発信側も、受け手側も、プロ意識に欠けるシーンが少なくありません。
これもひとえにトップである自分の責任なのですが、
この状態は、とても良く無いと危機感を持っています。
本来、事業を前に進める為であれば
細かい事は気にせずに、もっとぶつかり、
お互いが良きライバルとして
指摘し合い、成長を求め合うべきです。
ビジョン達成のため、事業推進のため、自己成長のためであれば
厳しい環境や、高い目標、速いスピードも厭わないという
挑戦マインドのある人にとって、居心地の良い環境を産み出すべきで、
逆に言えば、
仲良しサークルのような働き方がしたい人にとっては
居心地が悪いぐらいの環境にしなくてはならないと思っています。
この点は、2016年の最重要テーマの1つだと考えています。
上記した「パターンを知り、パターンに嵌らない」の通り、
組織の拡大期/成長期には、
多くの落とし穴(パターン)がありますが、
その全てにおいて
社内同士が気を遣うようなコミュニケーションをしていては
どの落とし穴も回避する事ができません。
要するに、パターンに嵌らないための大前提として
プロ同士の、率直で、真っ直ぐなコミュニケーションが鍵なのです。
よって、まずは僕自身が強い覚悟をもって
このテーマに取り組もうと思っています。
最後の反省は
「難航した資金調達プロセスと、資本業務提携のシナジー未創出」です。
2015年の7月に2.7億円の資金調達と
資本業務提携を発表したLiBですが、
その資金調達の後ろ側には、色々なドラマがありました。
この一連のドタバタと反省については、
いつか改めてブログにも自分への備忘録も踏まえて
記載したいと思っているのですが
要するに、自分が想定していた以上に
資金調達に自分の労力と時間をかけてしまった事と、
それによって、
いくつかの事業の打ち手が遅れてしまい、
事業の進捗に影響が出たことが、社長としての反省です。
無事に調達できた事だけみれば
「おめでとう!」という話なのかもしれませんが、
僕としては「理想の時間のかけかた」では無かったです。
そしてその結果、社長の時間という会社にとって一番のリソースを
最適に分配ができずに、事業推進が遅れたと思っており、
これは今後に向けて大きな反省となりました。
そして、事業上のシナジーを構想して
資本参加して頂いた株主兼パートナーの企業様とも
まだ願うレベルでのシナジーが実現できていないのも
座組みを描いた自分自身の責任だと思っており、
これも2016年には必ず目に見える形にしたいと決意しています。
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以上、改めてまとめてみて
光も陰も、本当に色々とあった2015年でしたが、
想定の範囲で事業が進み、
組織が成長できている現実に、
まずは大きな感謝をしています。
そして、反省を胸に、
創業から3年目を迎える2016年を
より実りある一年にできるように
正月にじっくり考え、ゆっくり休み
勝負に備えたいと思います。
LiBを創業して学んだ「社長の仕事(仮)」
社長の大事な仕事だと考え、
僕は、会社のイベントや思い出作りに心血を注いでいます。
社長という「悩みが尽きない仕事」における
悩みの優先順位という
2つを追記したいなーと思います。
時間があれば。。
(12月、そろそろ休みたい・・・><><><)
LiBグループにて新卒「0期生」採用をスタートします。
この度、LiBグループでは
2017年4月入社予定の
新卒「0期生」採用をスタートします。
「0期生」というテーマに込めた想いを
言葉に落として、残しておきます。
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まず大前提として、
僕は、新卒社員が持つ「力」を信じています。
前職のトレンダーズでも
一度傾きかけた会社が再び浮上し、
マザーズ上場に向けた急成長を実現できたのも
他ならぬ、一番苦しい時期に入社し、
活躍してくれた新卒メンバー達の力でした。
まだ名も無きトレンダーズを選んでくれた新卒メンバー達は
「圧倒的な愛社精神」と、
「誰にも負けない成長意欲」と、
「ビジョンを信じ邁進する突破力」で、
窮地だったトレンダーズを救ってくれました。
そして、新卒メンバーの活躍と勢いに
背中を押された中途社員たちも
見違えるように活躍し始めて
組織全体が、成長曲線に乗る事ができたのです。
そのような過去の経験から
僕は自分が創業したLiBにおいても
いつか、必ず新卒採用を行い
新卒メンバーたちと事業を一緒に創ろう、と
創業前から決めていました。
あとは
「いつ新卒採用に踏み切るのか?」という
タイミングだけの問題でした。
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その上で、
タイミングを熟考した結論として、
本格的に新卒採用をスタートするのは
社員数が全体で100名を超えているであろう
「2018年4月」にしようと決断しました。
では、なぜそれよりも1年早いタイミングである
2017年4月に新卒0期生を迎えいれようと思ったのか?
それは、
LiBグループにおける
2018年新卒採用に向けた
「新卒採用準備プロジェクト」
という大きなプロジェクトを
就職活動生と一番年齢も立場も近く、
気持ちも一番理解しやすいであろう
新卒のメンバーに任せたいと思ったからです。
分かりづらいと思うので違う言い方をすると
要するに、
新卒0期生メンバー達のメインミッションは
自分たちの扱いは新卒メンバーではなく
プロジェクトにアサインされた即戦力のメンバーとして、
「2018年に入社してくる新卒1期生たちが活躍する土台を創る」
という事です。
もっと言えば、LiBグループが
新卒採用をスタートするあたり掲げた
①日本で一番志が高い学生が集まる会社を創る
②日本で一番新卒が活躍できる会社を創る
という大きなプロジェクトの
メインメンバーとして参加するという事になります。
要するに
中途社員同様の扱いで
「明確なミッションを持ってきて頂く」という形です。
ーーーーーーーーー
違う見方をすれば
他の新卒採用をしている会社のように
「新卒が活躍する土台」がある上での募集でもなく
入社した後も「新卒扱い」はされず、
既に在籍するLiB社員(中途社員)とはもちろん
社長である僕や、COO、CFO、CTOと言った経営メンバーとも
ガチで一緒に仕事をする形となります。
要するに、非常に難しく
高いレベルが求められる環境だと言う事です。
なので、
この環境が合う人は限りなく少なく、
多くの人にとっては合わない環境だと思います。
ただ、合う人にとっては
「これ以上ない挑戦的な環境」だと思います。
それぐらいハードルが高い環境なので
募集人員も限りなく狭き門にする予定です。
理想とするメンバーと出逢えなかった場合は、
最悪、採用人数が0名でもやむなしと思っています。
ただ、この条件が合致し、
お互いに「合うな!」と思った人には
間違いなく他社では手に入らない経験と成長が手に入ります。
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「新卒0期生が手にできるモノ」
それは、以下の3つだと約束します。
①圧倒的成長機会(人 × チャンス)
これは当たり前です。
新卒扱いされるのではなく、
正式なプロジェクトメンバーとして一緒に働くので
順番待ちなんて一切ありません。
圧倒的に優秀な現LiBメンバー(役員・社員)に囲まれて
圧倒的なチャンスの量の中で
思う存分に暴れてもらいます。
毎日が成長機会です。
②圧倒的成長スピード(トライ&エラー × 回数)
僕は持論として、人が成長するスピードは
「一緒に働く人のレベル × トライできるチャンスの数」
で決まると思っています。
どちらも日本最高クラスの環境を提供します。
③圧倒的実績(会社の作品≠自分の作品)
弊社では転職支援をしているので
「キャリアの相談」を受ける事が多いのですが
キャリアとは一体なんでしょうか?
ずばり言えば
「コレが自分の仕事だ!」と語れる実績の数と質です。
ほとんどの会社では
新卒で入社したあとに
「これが自分の実績です!」と胸を張って語れるような
チャンスに抜擢されるのは、ある程度の時間と下積みが必要でしょう。
ただ、今回の0期生の場合は、
最初の仕事が、いきなり自分の実績となります。
要するに
「LiBという会社の新卒採用を成功させたのは自分たち0期生だ!」
と、誰の目にも分かりやすい実績が手に入ります。
LiBグループが新卒採用スタートに向けて掲げている目標は
①日本で一番志が高い学生が集まる会社を創る
②日本で一番新卒が活躍できる会社を創る
という2つです。
これが実現した際には
この実績は、関わった0期生のモノです。
ーーーーーーーー
以上のような
普通だったら「無茶」だと思うオファーを
チャンスかも?と思う人がいたら
ぜひ、LiBの扉を叩いてみてください。
一緒に、大きな挑戦を楽しめるメンバーを
心からお待ちしています。
まずは記念すべき第1回目の説明会を
12月26日に開催するので、興味のある方は
以下からぜひ!!
★★LiBの文化や、制度、雰囲気などは
こちらにまとまってます!!
プロジェクトキャスティング | 株式会社LiB[リブ]
仕事における姿勢に、年齢なんて関係ないっていう話。
すごく感動した & 勉強になった仕事の話。
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先日、LiBで活躍してくれているインターンの子(女性)から
突然、Slack経由でこんなメッセージが届きました。
どうやら、個人的に参加したセミナーで聞いた
社長の講演にとても感銘を受けたみたいで、、、
とココまでは、誰にもよくある話。
そこからインターンの彼女は
誰に言われる訳でもなく
そのセミナー内容をレポートにまとめて、
さらには、そのレポートの内容を
インターン先の社長である僕に
自発的に共有してくれました。
「なんで共有してくれたの?」って聞いたら
「とても良い内容だと思ったので、
LiBの為にもなると思って共有したくなりました」と。
そして、冒頭に上げた写真の通り、
しっかりレポートとしてまとまった資料を
僕にプレゼントしてくれました。
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たったコレだけの事って思われるかもしれませんが、
個人的には、とっても感動して、
自分の姿勢も見つめ直す機会をもらいました。
いやー、どうなんですかね。
僕、最近の大学生とはあまり交流が無いので
最近の大学生の「主体性」について相場観が無いのですが
みんな、これ普通にできるんですかね?
自発的に興味のあるセミナーを見つけて行くまでは
よくある行動だと思うんですよね。
(自発的に学びの機会みつけアクションする時点で素敵だと思いますが)
そして、セミナーで学んだ内容を
メモをとる人も沢山いるんだと思います。
そのメモを、後日自分できちんとレポートとしてまとめて
インプットの量を深める人・・・となるとグッと人数が減る気がする。
さらに、そのレポート内容を
会社や仲間に共有する事でチームにも価値貢献しよう!
ってレベルにまでなるとセミナーに参加した人の中に何人いるんだろう。
そもそも、
セミナーに行け、とも会社からは言われておらず
彼女は勝手に(というか知らないうちに)行っていて、
そして、
費用も会社に頼らず自費で行っていて
(そもそもセミナーに行っている事すら把握してなかった。無料かもしれないけど)
もちろん、
レポート上げろなんて誰に言われる訳もなく、
そして
「自分は社員じゃなくてインターンだから」と
自分の活躍の幅を自分で制限する事も無く、積極的に。
身内自慢で恐縮ですが
本当に素晴らしいなーーーと感動してしまいました。
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人生を楽しむコツって
「主体性」だと思うんです。
そして仕事で活躍するコツも
出世するコツも「主体性」だと思うんです。
言われたからやる、なんて姿勢じゃ
絶対に、そこに責任感は生まれないし、
工夫も、粘りも、迫力も、意思も生まれない。
人は、自分でやるって決めたから
責任もってやるし、
自分でやるって決めたから
工夫もするし、粘るし、
工夫と粘りがあるから
そこに迫力も意思も生まれるし。
それが例え、
自分の意志ではなく、会社から与えられたミッションでも
そこに自分でやる意味を見いだして、
自分の意思で「やるぞ!」と腹を決められるかどうかが、
その後に馬力を出して活躍できるかどうかの
全て分かれ道だと思う。
そして、
同じ仕事、同じアウトプットでも
「言われてやった物」と
「主体的にやった物」じゃ評価も雲泥の差になる。
学校で決められた掃除の時間に
掃除してても、サボったら怒られこそすれ
掃除してても大して褒められないけど、
誰にも言われずに、
勝手に放課後に掃除してたら、
めちゃ褒められるでしょ。
同じアウトプットでも
姿勢がすべてを変えると思うんです。
最近、
「会社から与えられたミッション(目標)に本気になれないんです」
って相談を、社外の方から受けたんだけど
与えられた物として取り組むか、
自分の物として主体的に取り組むか、
たったコレだけの差で、全てが大きく変わるんだと思いました。
どうせ仕事してたら
毎日8時間すべてサボるなんて難しくて、
ある程度真面目にやらないと怒られる訳だから、
だったら、
中途半端に取り組んで、中途半端な評価しかもらえずに
結果として投じた時間が無駄になるような姿勢ではなく、
主体的に取り組んで、
投じた時間を「活きる時間」にする事が、
周りからの評価も勝ち得るし、
何より、自分自身が楽しく、前向きに生きるコツだよなって。
インターンの子の
誰に言われる訳でもない主体的なアウトプットを見て
すごく学びをもらった出来事でした。
インターンしたい大学生の方、
ぜひLiBにいらしてくださいー!
【御礼】HRアワード2015「プロフェッショナル部門 優秀賞」受賞
たった一度の人生を生きる 〜人生最後の言葉〜
先日、SNSで「スティーブジョブズの最後の言葉」という
文章を拾いました。
これが本物のスティーブジョブズの言葉なのかどうかはさておき、
(偽物という説の方が濃厚)、とても心に響く内容でした。
↑
弊社にはLiBzVISIONという
「LiBというコミュニティの存在意義」を表すビジョンがあります。
それがこの言葉です。
僕は、自分が起業する際に、
たった1つ、強烈に決めたいた事があります。
それは
「テーマを掲げ、テーマに向かって仕事をする」
という事です。
単なるお金儲けや、
一時期の流行に左右されるような事業ではなく
ずっと胸をはって挑戦できるテーマ。
どうせ仕事するんだったら、
どうせ事業を創るんだったら
それによって、
誰かの人生の選択肢と可能性が増えるような
そして選択肢と可能性を最大化することによって
誰かの人生がポジティブになるような、、
そんな事業を、数多く産み出すコミュニティを創ろう。
そう願ってLiBを立ち上げたのですが、
スティーブジョブズの最後の言葉(と言われている文章)を読んで
誠に僭越ではありますが、同じような想いを感じました。
人生一度きり。
誰もが、意味のある人生を送りたいし、
悔いの無い人生を送りたい。
そこに少しでも自分たちの仕事が貢献する事ができたら。
それは、本当に素晴らしい事だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーー
I reached the pinnacle of
success in the business world.
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
In others’ eyes, my life is an epitome of success.
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。
However, aside from work, I have little joy.
In the end, wealth is only a fact of life that
I am accustomed to.
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。
At this moment, lying on the sick bed and
recalling my whole life,
I realize that all the recognition and wealth that
I took so much pride in, have paled and become
meaningless in the face of impending death.
病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、
認証(認められること)や富は、
迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
> In the darkness, I look at the green lights from
the life supporting machines and hear the
humming mechanical sounds,
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
I can feel the breath of God and of death drawing closer…
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
Now I know, when we have accumulated
sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue
other matters that are unrelated to wealth…
今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。
Should be something that is more important:
もっと大切な何か他のこと。
Perhaps relationships, perhaps art,
perhaps a dream from younger days ...
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
Non-stop pursuing of wealth will only turn
a person into a twisted being, just like me.
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
God gave us the senses to let us feel
the love in everyone’s heart, not the illusions
brought about by wealth.
神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
The wealth I have won in my life I cannot bring with me.
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
What I can bring is only the
memories precipitated by love.
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。
That’s the true riches which will follow you,
accompany you, giving you strength and light to go on.
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。
Love can travel a thousand miles.
Life has no limit. Go where you want to go.
Reach the height you want to reach.
It is all in your heart and in your hands.
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。
全てはあなたの心の中にある、
全てはあなたの手の中にあるのだから
What is the most expensive bed in the world? -
"Sick bed" …
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい?
シックベッド(病床)だよ。
You can employ someone to drive the car for you,
make money for you but you cannot have someone
to bear the sickness for you.
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
見つけることは出来ない。
Material things lost can be found.
But there is one thing that can never be
found when it is lost – "Life".
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。
人生だよ。命だよ。
When a person goes into the operating room,
he will realize that there is one book that he has
yet to finish reading – "Book of Healthy Life".
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
Whichever stage in life we are at right now,
with time, we will face the day when the
curtain comes down.
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
Treasure Love for your family,
love for your spouse, love for your friends...
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。
Treat yourself well. Cherish others.
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
自分合宿のススメ
昔から、僕が大切にしている習慣があります。
それは、半年に1度ぐらいのペースで
誰にも会わない2日間を確保し、
どこかにこもって、
ひたすら自分の今までの人生を振り返り、
どんな想い・どんな考えに基づいて
自分は人生の決断をしてきたのか、
どんな時間を過ごしてきたのか
そして、徹底的にコレからの人生の事を想像し、
たった1度きりの人生、
自分はどうやって生きていきたいのか?
何を経験したいのか、
何を実現したいのか。
何が叶ったらワクワクするのか、
自分が想像できない挑戦って何なのか?
そうやって、
改めて自分の心とゆっくり会話をして
自分の人生を棚卸しする時間です。
これを、僕は勝手に
自分合宿と呼んでいます。
ーーーーーーーーーーーー
社会人として働いていれば
立場に関係なく、誰もが忙しい日々を送っていると思います。
毎日、業務に追われ
どうしても短期的な視野で日々を過ごしがちです。
でも、それはそれで
とても大切なことで
未来の理想ばっかり語って
足下の現実に真剣に向き合えない人は
何をやってもダメだと思う。
ただ、そっちだけでもやっぱりダメで。
夢は大きく、足下は固く。
日々の一歩一歩を大切に踏みしめると同時に、
自分の視座をどこに向けるか。
定期的に意識しないと
まるで、濁流に流される木の葉のように
気がついたら、願っていた場所とは全く違う場所へと
流されてしまうと思う。
なので、
日々を大切に刻む一方、
強制的にでも、定期的に時間を止めて
自分の人生をコントロールする時間というのは
僕にとっては大切な時間です。
ーーーーーーー
いま振り返ると、
僕の人生の大きなターニングポイントは
すべて自分合宿で決めています。
学生ベンチャーを辞めて
就職活動をすると決めたとき。
リクルートを卒業し、
トレンダーズというベンチャーに挑戦すると決めた時。
トレンダーズを卒業し
起業に挑戦しようと決めた時。
これら全ての決断は
自分合宿で、自分と徹底的に語り合った上で
強い覚悟をもって決めた事です。
また、ここまで大きなキャリアチェンジの決断だけではなく
・これから自分の時間を何に投下しようか
・どんな人たちと会う時間を増やそうか
・どんな生活習慣を自分に課そうか
・何を数年後の目標に掲げたらワクワクするか
・どんなライフスタイルを、いつまでに実現するか
そんな事も、いつも出来る限り文字に起こして
自分で振り返られるようにしています。
今回、創業以来
一度もきちんと健康診断をした事が無かったので
時間をとって、人間ドックに行っていきました。
せっかく2日間、泊まりがけで自分の健康と向き合えるなら
良いタイミングなので自分合宿もしようと決めて
ちょっと遠くの病院施設に予約を取り、
昼間は人間ドック、
夜は病院が用意してくれた宿に泊まって自分合宿と、
徹底的に心と身体と向き合ってきました。
そこで、数年前に自分が書いた
自分合宿の目標は夢を振り返ってみたら
いま見ると懐かしいやら赤面モノやら
色々と思う所はあったのですが
ざっと8割ぐらいは叶っている気がしました。
人間の夢を叶える力って凄いな。
やっぱり、まずは強くイメージして願う事からだなって
改めて感じました。
20代で始めた自分合宿も
僕も今ではもう36歳。
あと3.5年もすれば40代です。
寿命から考えて、
40歳を人生の折り返し地点だと捉えると
折り返し地点まで、残り3.5年。
なので、僕の今回の自分合宿のテーマは
「どんな状態で人生の折り返し地点を迎えるか」でした。
(こんなテーマを掲げるとは、改めておっさんになったな・・・涙)
仕事のこと、
家族のこと、
趣味のこと、
健康のこと、
色々と考え、書き出したのですが
かなり高めの目標設定をしたので
これからの数年が、勝負になることは間違いありません。
20代の頃に描いた自分の姿には
今の自分では、まだまだ到底追い付けていないけど
数年遅れで追い付ける気がしなくも無い。
そう考えると、
また数年後に自分合宿でこの時の想いを振り返るのが
今からとても楽しみです。
たった1度きりの自分の人生を、
自分の意志と、周りの縁、
そして神様からの運で叶えていく人生が
僕はとても好きなので
視野は広く大きく持ちながらも
毎日の日々を、しっかり一歩一歩丁寧に
踏みしめて行きたいと思います。
人生に近道なんて無いもんね。
もっと沢山の人と時間を共にして
もっとエキサイティングに仕事して
もっと美味しい物をたくさん食べて
素敵な景色や、感動をたくさん経験して
人生を楽しみ尽くそうと改めて決意しました。
明日からも頑張ります!