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LiB-log

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「時代を創るモノサシ」について

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2016年10月26日に、世界経済フォーラム(WEF)が、
世界の国々の男女格差(ジェンダー・ギャップ指数)を発表しました。

これは、男女平等の度合いを数値化し、順位を決めるものです。

今回の発表において日本のジェンダー・ギャップは
主要7カ国(G7)の中では最下位の111位

前年の101位より順位を下げています。
詳細は以下となっています。

・総合順位/111位
経済活動への参加と機会/118位
・教育/76位
・健康と生存率/40位
・政治への参加/103位


これを見てもわかるように
総合順位を一番押し下げているのは「経済活動」の部分です。

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男女が性差なく活躍できる社会の実現を掲げる
我々LiBとしては、とても考えさせられる発表でした。

素直に「悔しいな」という想いと、
一方で「だからこそ、やる意味があるな」と。

こういったランキングの発表は功罪あるかと思いますが
あるテーマに対しフォーカスを当てることにより問題喚起をする
という意味で、僕は基本賛成です。

なんとなく日本は女性活躍の後進国だ、と言われるより
ランキングにおいて先進国で最下位である」と言われた方が
よほど問題の深刻さもメッセージされると思います。

実際に、僕がLiBを起業したタイミングでも
この指数の低さが脳裏にありました。

一方でデメリットもあると思います。

このランキングだけを摘んで見たら
多くの女性や若者は、落胆と言うか絶望感すら感じると思います。

ただし、これらをランキングは
あくまで「現状の結果」でしかありません。
決して未来を予想する物でも約束する物でもない。

要するに、このような直視したく無い
不都合な真実と直面した時に、
「どう向き合うのか?」という姿勢が問われるのだと思います。

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今日もたまたまつけたTVで
このランキングを扱うニュースコメンテーターが
「非常に残念な結果です。国や企業にもより一層の努力を期待したいですね」
と、他人事なコメントをしていましたが、

これらの現状を、外野として避難したり、
ただ落胆や絶望を感じるだけなら、
これらのランキングは何の意味も成さないと思います。

現状の事実を受け止め、
「あくまで現時点の結果。未来は変えられる。」と信じ、
前を向いて改善して行く際のモノサシとして捉えて初めて、
このようなランキングは意味を成して来るのではないでしょうか。

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日本は世界でも類を見ない少子高齢化に陥ってしまった国です。

これから出産→子供が増えて
いびつな人口構成が是正される事を願っていますが、

その前に、まずは今から間違い無く訪れる
大介護時代を、少ない労働人口で乗り切らなければならない事は
もう避けられない未来です。

今は、確かに世界から見れば
「男女格差」が強い、偏った国なのかもしれませんが、
じゃあそのままで良いのか?と言えば、そんな訳ない。

今となっては歴史上の事に思えますが、
日本には、選挙権においても男女格差があった時代がありました。

高校進学、大学進学という局面においても
大きく男女差が残っていた時代は、つい最近のことです。

それら選挙権や、進学という面においては
先人たちの世代が努力の結果、
男女格差を大きく解消してくれました。

経済の問題も、僕たちの世代でケリをつけて
いつの日か、僕たちの子供の世代には
「日本って昔は男女でキャリアに差があったの?」と
聞かれるような状況に変えたいと思っています。

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要するに、未来はただ待つ物でもなく、勝手にやって来る物でもなく、
理想とする形を引き寄せる(実現する)」ものだと思うのです。

「願うべき未来を引き寄せる」
その為にも、向かう方向は「こっちだ!」と光を当てたい。

そんな想いで、僕たちがForbesJAPANと企画した
この日本において活躍する女性個人と、
女性が活躍する企業を表彰する
「JAPAN WOMEN AWARD」の一次審査が終了し、
先日から最終選考の一貫として一般投票がスタートしています。

women-award.jp


見て頂くと分かりますが、
日本の名だたる大企業から、中小のベンチャーまで
本当に多くの企業が参画してくださいました。

その数は、なんと1000社を超えています。

この数は、類似する女性フォーカス系のランキングと比べても
圧倒的な規模数です。
間違い無く、国内No1規模のアワードとなりました。

さらには、今回のテーマは
「女性にとっての働きやすさ」に軸を置いた物ではありません。

「働きやすさ」という表現に、
どうしても「女性を男性と分けて考える」という
違和感というか、性差を感じていたので

今回は、働きやすさを軸に置くのではなく
活躍」という言葉に想いを込めました。

単に働きやすい会社ではなく、
実際に女性が男性に負けじと活躍している企業、
そして、活躍している個人のそれぞれに光を当てることで
「目指す未来はこっちだ」とメッセージしたい。

これが、今回のアワードの意義です。

また、女性活躍のモノサシと言えば
すぐに女性管理職比率や、女性役員比率が取りざたされる現状にも
一石を投じたく、今回はそこに限らない選考を意図しています。

実際に、企業において活躍している女性は
何も役員/管理職ばかりではありません。

現場でプレイヤーとして、そしてプロフェッショナルとして
活躍している女性たちは、数多く存在します。

そんな現場で活躍する女性ひとりひとりと、
それらを推進する努力を続けている企業の両方に対し、

スポットライトとモノサシを提供することで
この流れを加速させる役割としてAwardを育てて行きたいと思っています。

今、現在においては、
先進国で最低ランクの日本において発表しているこのアワードですが、

いつの日か日本が、
世界で最も男女のフェアな活躍が進むロールモデルとなった時、
このアワードが、大きな意味を成している事を願っています。

投票は11月30日まで、ですので
ぜひ皆さん、応援したい企業への応募をよろしくお願いします。

JAPAN WOMEN AWARD 2016 | Forbes主催の日本最大規模の活躍女性&企業表彰アワード